村瀬式蠅捕器


 

大正時代に作られた ゼンマイ式自動蠅捕! 「村瀬式」 と言うからには 発案者は
「村瀬某し」 と言う方なのでしょうが 詳細はわかりません 銘板には 「名古屋商事
株式会社時計部」 とありますので時計会社で作られていた物と思われます
原理はゼンマイ式のオルゴールと同じ原理です

 

さて それでは これをどのようにして使うかと言うと  まず円筒形の部分に 酢やお酒
砂糖水などの ハエが留まりそうな物を塗っておきます そしてゼンマイを巻くと
円筒形の部分がゆっくりと回転しはじめます 酢や酒の匂いに誘われて そこに
留まったハエは ゆっくりと箱の中に運ばれて 円筒形の部分に付いた羽根が
立ち上がることによって 中に閉じ込められて出られなくなってしまいます ところが
この箱には 一箇所だけ丸い穴が開けてあり その穴は金網で作られた虫籠の中へと
つながっています 昆虫は光に向って飛んでいく習性がありますので 真っ暗な箱に
閉じ込められたハエ達は 当然 この穴に向って飛んで行き 最後は籠の中に入って
出られなくなってしまうと言う 実に良く考えられた仕掛け ゼンマイをいっぱいに巻けば
4〜5時間は回り続ける 優れもの!

当時 どれくらい効果があったのかは ハエの少なくなってしまった 現代では
わかりませんが こんな画期的なアイデアにもかかわらず あまり普及しなかった
ところをみると やはり ハエ捕り紙の方が簡単で便利だったと言うことでしょうか?

 

    

左の写真は ゼンマイ部分 で 右の写真は籠を外したところです

 

メニューヘ戻る

ホームへ戻る

 

inserted by FC2 system